まつの接骨院 長野県飯田市千代にある標高600mの接骨院

35 子供の側湾症

側湾症(そくわんしょう)とは…
背骨が側方へ曲がってしまう病気です。
湾曲と同時に捻れも加わる特徴があります。
側湾症の多くは、原因が不明で思春期の女子に多い特発性側湾症です。
最近では、学校の健康診断の時に発見されることが多いのですが、
本人に自覚症状がなく、成長とともに短期間で進行してしまうので
気づいた時には、かなり湾曲が進んでしまっていることが多いです。
特殊な原因による側湾症を除けば
一般的に成長が終了すれば側湾は進行しません。
しかし
高度の湾曲を有するものでは、成長終了後も少しずつ進行するとされています。
一般的な治療法として
整形外科や専門病院では、軽度の場合には定期的に経過を観察して
進行を見逃さないようにします。
中度以上では、装具による矯正治療や手術療法があります。

先日
中学1年生の女の子が学校の検診で姿勢をチェックされ
側湾症とのことで来られました。
やはり、本人の自覚はなく過ごしていたとのことです。

施術
主に 打ち込み法や共鳴法(朱鯨亭方式)を中心に行いました。
(同じ側湾症の方でも その方の状態によって操法が変わります)
すると初日からカラダは変化しましたが
次の来院時は湾曲が戻っている状態―を繰り返していました。
日常の姿勢について確認すると、特に勉強している時
左で鉛筆を持ち、左膝を立てて右足はあぐらをかいた状態での姿勢をとっていたとか…(想像できましたか?)
日常生活のくせは、なかなか直せないものですが
これも大切な事なので、意識して過ごしていただくようお話しました。
週2回のペースで6回程来ていただいた頃…
ようやく? 左右差もなく 良い状態を維持出来て来院されました。
もちろん、例の姿勢もとっていない!とのことでした。
しかし、これで終わりではありません。
もうしばらくは、経過をみさせていただく必要があります。
これは側湾症の方に限ったことではありませんが
カラダが整ってくる期間や回数には個人差があります。
そしてカラダが整ってきても
日常生活での姿勢や問題となるくせを治す意識を心がけなければ
すぐにでも同じ状態へと戻ってしまうことがあります。
長年かかってついた体のくせは、やはり同じように時間がかかります。
何事も根気が必要ですね。