まつの接骨院 長野県飯田市千代にある標高600mの接骨院

9 愉気(ゆき)
現在、当院で行なっている整体の一つに『愉気』という操法があります。

愉気と手当て
昔から治療のことを 手当て といいますが、
誰でも痛いところや苦しいところには自然に手がいくものです。
例えば、腰が痛ければ無意識のうちに腰に手が行きます。
手を当てる…ということは本能的な行為であり
治療の原点といえるでしょう。
愉気は、そんな普段から誰でも自然にやっていることです。
お腹が痛いときに無意識にお腹に手を当てるのも愉気。
お母さんが子供の傷口をフーフーと吹くのも愉気なのです。
そこに注意を集めること、「気」 が集中することが愉気です。
そして、「気」を集注すると、その部分の体の働きが高まってきます。

愉気は誰にでもできる
「気」 を集注する…なんていうと 気功?や 難しく聞こえたりしますが、
特別なことは何もしません。
痛みや不快のあるところに手を当ててください。
手のぬくもりを相手に伝えていくようなつもりで…
気負ったり、力んだりしてはいけません。

こんな話がありました。
ある時、母が夜眠れない様で…と相談を受け
就寝前の愉気をすすめてみました。
早速 実施され 初回 スーっと眠られたそうで大変喜ばれていたそうです。
しかし、次の日 「よーし!今日も寝かすぞぉ〜」と意気込んだところ
全く 眠らなかった… とのことでした。
愉気における集注とは、雑念のない澄んだ心の集注です。
青空などをイメージして行ってみると良いそうですよ。
しかし、難しく考えず 一度 家族の方やお友達にやってみてください。

愉気法 に関しては、「整体入門」(野口晴哉著)に詳しく解説されています。

不思議…
今まで、たくさんの方に愉気をさせていただきましたが…
ほとんどの方が、眠ってしまわれます。
特別 痛いところもないなぁ あまり眠れないなぁ という方には
是非、両方の足の裏を5分〜10分程愉気してあげてください。
心身ともにリラックスしていく先に
される側も する側も 不思議な感覚を体験できるにちがいありません。